ふわわあのへや

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情報学徒と無線部

この記事は大学無線部Advent Calendarの1日目の記事です。

自己紹介

はじめましての方もいると思うので簡単に。
東大無線部JA1ZLO所属のJJ1FYDです。ふだんはふわわあの名でネットの海を漂っています。
本職は情報科学ですが、趣味でアマチュア無線をやったことがあったので無線部に入りました。

情報学徒のアマチュア無線の楽しみ方

本編です。どうしても工学・電気系の人間が多くなりがちなアマチュア無線部での、私の普段の活動内容を簡単に紹介します。

1. ソフトウェアをつくる

まず思いつくのは得意分野でそのまま戦うことです。アマチュア無線は幅広くいろいろな分野と関わりがあるので、ソフトウェア開発で貢献することもできます。

実際に、部活動として次のような開発に携わっています。

他に、私は本格的に関わっていませんが、部内でzLogが開発されています。

また、マイコンを使った電子工作もします。プログラムが本質でほかは「つなぐだけ」のレベルの工作は、電気に詳しくなくとも動くものが作れるので、たのしめます。
最近ではモールスキーボードを制作し駒場祭で販売しました。(通販も開始したので買ってくれるとうれしい!)

2. 普通に交信する

実は、 アマチュア無線は専門に関係なく誰でも楽しめる趣味です。詳しい原理を知らなくとも交信は楽しめますし、単純に趣味の勉強をしてより深いところに触るのもまた楽しいものです。
私は主にCWで599BKをやります。

3. デジタル通信をやる

自分の分野とアマチュア無線の交点で活動するのもよいです。
アマチュア無線と情報科学の共通部分といえばデジタル通信でしょう。D-STARはもちろん、パケット通信などの通信もやり(たいと思ってい)ます。

4. 電子工作しちゃう

なんだかんだで電気系に興味が湧くので、アナログな電子工作もやります。上に書いたとおり、趣味で勉強するので専門には関係なく手をつけています。
とはいえ、本格的な回路設計ができるわけではなく、インターネットの記事をそのまま制作するくらいが限界ですが…

まとめ

電気ナニモワカラナイ人間でもアマチュア無線部で楽しいサークル生活を送れることがおわかりいただけたと思います。
新入生に専門性に恐れずに入ってもらえたらうれしいな…!

明日は Satoshi ODA さんの記事「光モールストランシーバを改造してデジタル通信機を作った」です、お楽しみに!
(カレンダーの枠にはまだまだ空きがたくさんあります。大学無線部のみなさん、参加してね!!)