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新しいおもちゃを買った話
半分自分用の記録を書きます
なんで急に
写真をガチ趣味にするつもりはあんまりなくて、
- プラットフォーム、機械としての魅力に興味
- 電気・情報を扱う”裸”の機械が好きなように、物理,光学を扱う装置にも魅力を感じるらしい
- 購入の一月ほど前に見た動画 (Digital Iris - YouTube) の影響
- ちょっと気合を入れて撮りたくなったときにスマホカメラだと限界があるなと思った
- こう言ってる時点で沼が近いことはよく存じ上げております
何を買ったか
OLYMPUS OM-D E-M5 Mk.II
(マイクロフォーサーズ規格、2015年発売)
レンズはキットレンズ相当の14-42mm F/3.5-5.6のものをとりあえず購入。
選んだ理由
「おもちゃ」として求めていた要件は主に次の2点:
- レンズ交換ができること (∴ コンデジは不可)
- 先述「プラットフォームとして」
-
完結した系ではなくて、プラットフォームであることの魅力というのかな 極端な話、オープンソースなデジカメを試しに探してみたけど当然良い性能のものはなかった
-
- 機能が分かれているなら個別に交換できるべきだと思っている
- レンズ自作とかも楽しそうじゃん
- 望遠とかも面白そう
- 沼に入りたいと思っているわけではありません! (再)
- 先述「プラットフォームとして」
- RAW撮影ができる
- ハードの出力を直接触らせてほしい。CMOSの入出力を触らせてほしいとは言わないので、JPGより前のレイヤの値は出てきてほしい
予算はレンズ含めて5万円台が限界。
このへんを揃えてLLMに壁打ちと市場調査を手伝ってもらった。
(余談: 人生相談にはClaudeが一番向いてると思う。)
本質的な欲求の整理
あなたが求めているのは:
- 拡張性:レンズ、アクセサリの追加可能性
- メンテナンス性:清掃、分解、仕組みの理解
- システムとしての面白さ:マウント規格、互換性、設定の奥深さ
これはコンデジでは満たされません。完結しすぎています。
↑気持ちいい返事をくれる こうして人類はLLM中毒になるのでした
10年前の中古機でも要求は満たせそう、MFTだとコンパクトだから「買ったけど使わなくなった」が起こりにくい、とか言われた。
MFTのメーカーに縛られない思想(現実がどうなってるかはさておき。)に魅力を感じたので、この方向性で行くことに。
予算とスペック表で相談しながら、ちょうどよさそうな点がE-M5 Mk2だった。
軽く頭を冷やすため、一週間ほど間をあけて、中古価格の観察や、友人に相談など。
気は変わらなかったので、カメラのキタムラ オンラインショップにて購入。
買ってみてどうか
物理としての「写真」に触れて、楽しい
スマホ写真と比べるもんじゃないのかも
- スマホにはないbokehが得られる、大口径ばんざい
MFTでこんなこと言ってる人にフルサイズF2とか与えたらどうなっちゃうんでしょうね
- 光学ズーム楽しい
- AI超解像とか嫌いなので、スマホは単焦点のように使っていた
- スマホの、いい感じに整えてくれる機能がなくて、道具として遊べるのでたのしい
- 完全実力至上主義
- あれだ、MT車の楽しさ
- WiFi経由で操作できる(おそらく非公開)APIがあるみたい、思ってなかった遊び方がありそう
一方の欠点
- ポケットに収めておけない、でかい
- 「撮る準備をまったくしていない」と「いつでも撮れるように手にカメラが握られている」の間に
「すぐには撮らないけどカメラを手の届く位置に置く」が増えた
- 「撮る準備をまったくしていない」と「いつでも撮れるように手にカメラが握られている」の間に
- 金が溶ける!!!
- 初期装備だけでも、レンズの他に、SDカードやケースなど、隠れた出費がたくさんあった。気付くのがちょっと遅かった…貯金がんばります
筐体のレビュー
せっかく記事書くならE-M5のレビューも書くべきだよね。
まあ世に溢れてるプロ目線のレビューのほうが価値あるとも思いますが…
第一印象は…ガジェット入手の舞い上がりのおかげでとても魅力的に映ってしまったのですが…
それを抜きにしても、2026年時点で見ても古臭すぎず、それでいてシンプルにのっぺりするとかしていない、所有欲を満たしてくれるデザイン。
中古なので角に細かい傷があったりするものの、あんまり気にならない。シボ加工(だっけ?)のおかげかな
これの前に触った一眼カメラは2008年発売の一眼レフだったので、EVFは初体験だったんですが、
想像していた安っちいガビガビな画面じゃなくて感動。ディスプレイと合わせて2つもLCDが使われてるの贅沢ですよね
ディスプレイも静電容量タッチパネル搭載、発売時点でもそんなに高級な技術なわけじゃないと思うんですけど、変なコストカットがないのすごいなーって思っちゃった。
操作系、購入前に見ていたレビュー記事たちには、ボタンのカスタマイズが強いって書いてあったんですが、
割り当てられる機能が微妙に物足りないことがあって、歯痒い。というか物理ボタンが足りなーい!!
連写のON/OFFを1ボタンで切り替えたいとかができない。
最新機だともっと柔軟なのが普通なのかも?知らんけど。 型落ちなことも考えると、不満は全くないです
Mモードで露出補正ができないらしいのが辛い。AもSも設定したいので。ISOを環境の明るさに合わせて自動で変えてほしいだけなんだよ…
同世代のE-M1 Mark IIならできるらしい。ソフト側で機能制限されるのは悲しいです。
撮れる写真の写りは、素人目には十二分という感じです。やっすいキットレンズ、それもF4とかでもこんだけボケてくれるなら満足ですわ
(ところで、ボケ量はセンササイズが違うときにF値で議論するべきじゃないと思うんですよね。開口の大きさ/画角、とかで評価すればいいのか?)
AFもコントラストAFらしいけど十分速いですし、処理性能も連写とかをしても不満は出ないので十分そう
写真なんか古臭いな、と思うことがあって、いろいろ見比べてみた結果、
色の問題らしいことがわかった。彩度をぐっと持ち上げてやると、今風の写りになった。
本体で出るJPEGも、Vivid設定にしたらいい感じになった。
どうやら、カラーフィルタの性能が今と違うらしい? あと単純に、人間の好みの変遷というのもありそう。知らんけど。
写真1枚取っても、色をバキバキに決めたほうが現代のドパガキには刺さるらしい
手ぶれ補正が強い。センサーが小さいおかげというのもあるのかもね
シャッター半押ししたときにISが有効になるらしく、初めてズームして撮影したときにカメラがフリーズしたのかと思った。
EVFが遅延なく自然な写りだったというのも併せて、微弱な手ぶれを、そういうものだと脳が認識していたために混乱したらしい。
作例
a.k.a. 「撮ったよ みてみて」




作例 その2
購入から一週間で自作レンズ(?)(レンズを外してセンサーに直接光を当てる遊び、とも言う)に手をつけたらしい、早すぎ。まあ手に入れたおもちゃで最大限遊び尽くそうとする意気は評価されよう。
手元にあった虫めがねを使った望遠レンズ(~310mm F/5.5)、ボディキャップに穴をあけて作ったピンホールレンズ(~26mm F/50)で遊んでました。

